矯正治療の流れ
初診相談(無料)
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資料採取・精密検査
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診断・治療方針決定
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治療開始・装置セット
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治療終了・後戻り防止装置セット
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定期検診・メンテナンス
当医院で扱う主な矯正の種類
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小児矯正
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歯列矯正用咬合誘導装置(マイオブレース)
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成人矯正
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舌側矯正
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部分矯正
当院での診断には日本で初めて『歯科矯正支援プログラム』として承認されたコンピューターシステム(COA)を用います。
Computerized Orthodoctic Analysis COA
●販売名:コア●医療機器承認番号:22800BZX00246000
●一般名称:歯科矯正用治療支援プログラム●医療機器の分類:管理医療機器(クラスII)
マウスピース型カスタムメイド矯正装置
(インビザライン)
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置とは
透明のマウスピースを用いて歯並びを整えていく矯正方法です。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置による治療は、食事や歯磨きの時に取り外せて、尚且つ目立ちにくい最新の矯正法です。
メーカーや歯科医の努力によって従来難しいと言われた症例も対応できるように進化しています。
マウスピース自体も丸ごと洗浄できるため、毎日清潔に保つことができます。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置はこんな方におすすめ
⚪︎歯の表側に付ける装置に抵抗感があり矯正治療を諦めていた方。
⚪︎職業柄、矯正装置を見られたくない方。
⚪︎以前に矯正治療をした方で後戻りしてしまったが、固定式の装置ではやりたくない方。
⚪︎吹奏楽をしているが演奏出来なくなると心配されている方。(取り外しが容易なため本番では外して演奏もできます。)
当院でのマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の治療の流れ
①患者様の資料(写真やレントゲン、歯型模型等)を採得後、COAにより個別化した診断を行いマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置が適応出来るかどうかの判断を行います。
②マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置の治療が可能と判断した後、精密な歯型を取りアライン・テクノロジー社に送ります。
③アライン・テクノロジー社が患者様ごとにカスタマイズした3D治療計画を担当Drと作成し、発注を行います。
④製造されたマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置を毎日装着していただき、2週間ごとに矯正歯科装置を交換していただきます。
⑤約4~6週間ごとに通院していただき、治療の進捗をドクターが確認していきます。
⑥治療終了後は、位置を安定させるためにリテーナー(保定装置)の使用が必要となります。
注意点
・ケースによってはマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置だけでは矯正ができない可能性があります。
前後左右に顎がずれていたり重度の不正咬合ではワイヤーとブラケットを使用する必要があります。診断結果に基づいて適切な治療法をご説明させていただきます。
・1日20~22時間装置を装着します。
食事と歯磨きの時のみ外してその他は歯磨きをしてすぐマウスピースを使用していただきます。予定通りの歯の移動が得られないとマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置と歯並びが合わなくなり、治療が進行しなくなってしまいます。治療期間の長期化や、矯正歯科装置の再設計、追加製作費用が必要になる場合もあり、状況によっては患者様に追加の費用がかかる場合がございます。
・装置のケアが必要です。
歯みがきの際に、外したマウスピースも掃除が必要です。ここでケアを怠ると、むし歯や歯周病リスクが高まってしまうので、清潔に保ちましょう。
*インビザラインは、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
① 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2 週間で慣れることが多いです。
② 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
③ 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重 要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
④ 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まります ので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと 隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がること があります。
⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
⑧ 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
⑨ 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあり ます。
⑩ 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
⑪ 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
⑫ 矯正装置を誤飲する可能性があります。
⑬ 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する 可能性があります。
⑭ 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
⑮ 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物) などをやりなおす可能性があります。
⑯ あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
⑰ 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えてい る骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる ことがあります。
⑱ 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。